タイプ別相談例:Dさん(リタイアして時間がある)
この春、長年勤めた会社を定年退職しました。まだまだ元気ですし、これからのこともあるので仕事をしたいと考えています。
パソコンの知識はあるので、できれば在宅ワークをしたいと思いますが、まず、何から始めたらいいのでしょう。
今までやってきた仕事な内容や、これからやりたいことを自己分析し、在宅でどんな仕事がやりたいのか考えてみましょう。
在宅ワークを見つけるための手段としては、インターネットや新聞・チラシの求人広告といった「公募」、「エージェント(仲介機関)への登録」、「セミナーへの参加」、知人や以前の勤め先からの「紹介」といった方法があります。セミナーなどに参加すると在宅ワークに関する情報を多く得ることができます。
在宅ワークはトラブルも多いと聞きました。
国から保護されるような対策はあるのでしょうか。
厚生労働省より『在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン』が策定されており、在宅ワークの仕事を注文する者が、在宅ワーカーと契約を締結する際に守るべき最低限のルールをまとめたものです。
在宅ワークを安心して行うことができ、紛争を未然に防止するために、在宅ワーカー本人も、このガイドラインの内容を知っておきましょう。
では、在宅ワークでは福利厚生はあるのでしょうか。
SOHO支援団体などにおいて、在宅ワーカーやSOHO向けの福利厚生サービスが提供されています。
加入すると割安で医療や所得保障など各種のサービスが受けられます。